心織筆耕
心織筆耕(しんしょくひっこう)とは、文筆で生計をたてることである。心の中ではたを織り、筆によって田を耕し生活するということだ。
出典は雲仙雑記(うんぜんざっき)だ。雲仙雑記は雲仙散録とも呼ばれ、中国晩唐の馮贄(ふうし)が編纂した古今の故事を集めたものだ。
唐の王勃(おうぼつ)が頼まれて文を作り、その礼に黄金と織物を車いっぱいにもらった。当時の人はこれを心織筆耕と言ってからかったという。
王勃は唐代初期の詩人だが、その頃は文筆で生計を立てるのは異例だったようだ。詩を詠うのは風雅な遊びに留めておいた方が良いのだろうか。
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