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2009年3月 8日 (日)

柳暗花明

 柳暗花明(りゅうあんかめい)とは、柳がほの暗く茂り花が明るく咲く、春の景色のことだ。転じて、行き詰まったかと思った途端に新しい展開が開けることにも例える。また、花柳界、遊郭のことを指すこともある。

 出典は早朝(そうちょう)という詩である。この詩は中国唐の高級官僚であり詩人の王維(おうい)が書いたものだ。同時代の詩人李白が詩仙、杜甫が詩聖と呼ばれる、王維は典雅静謐な詩風から詩仏と呼ばれた。

 王維は「柳暗百花明、春深五鳳城」と詠った。最初は柳暗百花明だったのだ。五鳳(ごほう)は漢と呉で使われた元号なので、春深五鳳城と春が深い緑の中の古城を表している。

 ここまでと思えばそこまで、と言われる。行き詰まっても新たな展開の可能性を信じて頑張ろう。五鳳城がいつまでも壊されずにあるのは、先人の努力に敬意を表しているからだ。

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コメント

文献を調べましたが見つかりません、お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

投稿: カクドウ | 2015年11月20日 (金) 13時04分

お忙しいところ誠に恐縮ですが、釈文を教えて下さい。

投稿: カクドウ | 2015年11月20日 (金) 13時09分

 柳暗花明とは、ほの暗い中に明るい花が咲いている様子を表現したものです。この様子は、何かに行き詰って暗く思えるときに、一筋の解決策が思い当たり、それがパッと明るく咲く花のように思えるということになります。

投稿: Toshio Ito | 2015年11月21日 (土) 17時10分

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