克己復礼
克己復礼(こっきふくれい)は、己(おのれ)に克(か)ちて礼に復す、と読む。私情や私欲に打ち勝って、社会の規範や礼儀にかなった行いをすることだ。
出典は論語の顔淵(がんえん)である。顔淵は孔子の弟子の中で最も優れた十人をさす孔門十哲(こうもんじってつ)の一人だ。
子曰、克己復礼為仁。子曰く、己に克ちて礼に復るを仁と為す、と。これは顔淵が仁について問われたときの孔子の答えである。
また、孔子は礼について雍也(ようや)で、博文約礼(はくぶんやくれい)と言っている。すなわち、君子はできるだけ広く書物を学び、これを礼によってしめくくって行動するようにすれば正しい道からはずれることはないということだ。
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