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2015年6月24日 (水)

エンジンノイズ(2)

シリンダ内の燃焼によるガス圧は,エンジンを振動させノイズを発生させる.エンジンの構造に適用されます。シリンダ内のガス圧はストロークによって異なるが,燃焼行程が最も高くなる.エンジンの振動は,このとき最大となる.シリンダ内のガス圧が高いほど,ノイズを発するエンジンとなる.ガス圧が高い順でエンジンタイプを並べると,

・直噴ディーゼルエンジン

・間接噴射ディーゼルエンジン

・ターボ付き直噴ディーゼルエンジン

・ガソリンエンジン

となる.そのため,ディーゼルエンジンでは燃焼ノイズが支配的といえる.

エンジンの機械ノイズは,ピストン、コンロッド、クランクシャフト、ベアリング等のクランク機構により発生する.上死点TDC付近では,クランク機構によって急激な反転があり,ピストンがシリンダ内壁を打つような状態のピストンスラップが発生する.ディーゼルエンジンにおいては,このピストンスラップが機械ノイズの主要な原因となる.ピストンスラップノイズは,エンジン回転速度と共に増加し,また,過給と共に増加する.ピストンとシリンダーライナー間のクリアランスを減少させることによって,ピストンスラップは減少する.ガソリンエンジンにおいては,ピストンとライナー間の隙間が小さいため,ピストンスラップよりもクランク軸ベアリングの衝撃音が機械ノイズの主原因になる.エンジン回転が低いときは,エンジン負荷の増大によってノイズは増加し,エンジン回転が高いときは,クランク機構の慣性効果が高まるのでエンジン負荷の影響は受けにくくなる.

 その他の機械ノイズの発生源としては,タイミング機構,バルブ機構,燃料噴射装置等がある.

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