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2015年6月12日 (金)

車両運動力学のテスト方法

6.2.4.車両運動力学のテスト方法

 ISOでは車両運動力学のテスト方法が決められており,上記モデリング結果を検証することが出来る.車両開発でよく使用されるテストは,定常円旋回テスト,過渡応答特性テスト,スラロームテスト,カーブ走行時の制動テストである.

 定常円旋回テストでは,乗用車の場合半径40[m]の円形コースをゆっくり発進し,最大横方向加速度に達するまで加速する.このときの操舵角度,ロール角度,フロート角度(横方向速度と縦方向速度の比率のアークタンジェント)を計測する.

  過渡応答テストは「ステップ入力」と「操舵角正弦波入力と周波数応答」テストがあり,ステップ入力テストは,乗用車の場合,80[km/h]で直進走行している状態から,360[°/s]の角速度でステアリングホイールを操作して横加速度4[m/s2]を発生させたときの,ヨー速度,ロール角度,フロート角度の遅延時間と応答量を測定する.操舵角正弦波入力と周波数応答テストでは,乗用車の場合,80[km/h]で直進走行している状態において,0.2[Hz]から2.0[Hz]の正弦波操舵信号を入力して横加速度4[m/s2]を発生させたときの,ステアリング周波数に対する操舵角度,操舵トルク,ヨー速度,ロール角度,フロート角度の位相角を測定する.

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