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2015年6月 9日 (火)

旋回特性(4)

ヨーレートと車速,スリップ角と車速の関係は,(613)式,(614)式を計算するとわかる.実際に計算してみると,オーバーステア特性ではある速度で,ヨーレート,スリップ横とも発散する.すなわち,オーバーステア特性では定常円旋回ができないことを表し.このときの速度が(620)式の臨界速度である.ニュートラルステア特性では,車速の増加とともにヨーレートは線形的にヨーレートが曽加し,スリップ角は減少する.アンダーステア特性では,ある車速でヨーレートは最大値をとり,それ以上の速度で徐々に減少する.スリップ角は車速の増加で減少するが,(613)式でVを∞とすると,δlfKf/(lfkf – lrkr)に収束する。アンダーステア特性では,lfkf – lrkr<0なので,これはスリップ角が負の一定値に収束することを意味する.

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