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2015年8月 7日 (金)

プラットフォームとモデルライン

10.2.プラットフォームとモデルライン

 前節の要求仕様が一つ決まれば,一種類の車種の車両開発プロジェクトを進めることが出来る.多岐に渡る市場ニーズに対応するためには,多種類の車両が必要となる.多種類の車両を全て独立に開発するのは非効率であるため,共通に使うことができる部分は共同で開発する.例えば,要求される動力性能が同じなら,エンジンとパワートレインを共通で使用することが出来る.

 この共通化の考え方に沿ったものが,プラットフォームである.すなわち,車両のエンジン,パワートレイン,シャシ等とこれらを搭載する車体ボデーのアンダー側を一つのプラットフォームと考え(アンダーボデーと称することもある),室内と外形デザイン(アッパーボデー)を変えることにより,モデルラインを増やして市場ニーズに幅広く合わそうとするものである.

 乗用車では,セダン,クーペ,ステーションワゴン等は同じプラットフォーム上で開発することが出来,室内もほぼ共通で,違いはドアとリヤボデーの違いだけとなる.世界的ヒットカーのトヨタ・カローラは,3ボックス・セダン,2ボックス・セダン,ステーションワゴンと,プラットフォームとモデルラインをうまく成功させている.

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