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2015年8月27日 (木)

EGR

 リーンバーンと合わせて実施する技術に、排気再循環(Exhaust Gas Recirculation)がある。英語の頭文字から、一般的にEGRと呼んでいる。

 EGRとは、排気ガスを再循環させ吸気と混合させることである。排気ガスは、燃焼に酸素を使っているので酸素のないガスとなり、EGRにより大気より薄い酸素濃度の混合気を燃焼させることになる。

 薄い酸素の混合気を燃焼させると、通常よりも燃焼温度が低下することになり、排気ガスの窒素酸化物NOxを低下させることができる。実は、リーンバーンでは燃料よりも空気が多いため、窒素が燃焼されずNOxが発生してしまうので、EGRはちょうど良いのである。また、EGRにするとポンピングロスが減少し、燃費も良くなる。更に、排気ガスを冷却して使えば、ノッキングを減少させることが出来るので、リーンバーンには必要不可欠となる。

 元々、EGRは燃え残りのある排気ガスを再循環させ、もう一度燃焼させ排気ガスをクリーンにすることが目的だった。排気ガスをクリーンにする技術が、燃費を良くする技術に繋がったのである。

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