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2015年8月 3日 (月)

ITS(14)

 

932自動運転のレベル

 各種運転支援システムを組合せると,部分的な自動運転が実現可能となる.例えば,全車速レーダクルーズにレーンキープを組合せると,状況によっては自動車専用道路や高速道路の自動走行といえる.そのため,自動走行はいくつかのレベルが考えられ,米国自動車技術会では,自動運転はレベル0からレベル5までの6段階のレベルがあると定義している.

 レベル0とは,全ての運転をドライバが手動で行わなければならないこれまでの運転レベルである.レベル1とは,運転支援システムのことで,レベル2が一部だけが自動運転になったもの,レベル3が状況によって自動運転が行えるもの,レベル4がほとんどの状況で自動運転となり,レベル5が完全自動運転となる.まとめると次の様になる.

・レベル0(非自動)ドライバが運転し周辺状況を監視,非常時はドライバが対応

・レベル1(運転支援)ドライバとシステムが運転,監視と非常時対応はドライバ

・レベル2(部分的自動)システムが運転、監視と非常時対応はドライバ

・レベル3(状況依存自動)システムが運転と監視,非常時対応はドライバ

・レベル4(高自動)システムが運転し周辺状況を監視,非常時もシステムが対応

・レベル5(全自動)システムが運転し周辺状況を監視,非常時はシステムが対応

 レベル0はこれまでの運転操作で,レベル1は実用化されている.これから運用が検討されているレベル23は,運転支援システムで運転操作はドライバとシステムの協調作業からシステムだけが運転する自動化となるにも関わらず,レベル2では周辺状況監視をドライバが行わなければならず,レベル23共,非常時の対応はドライバが行わなければならない.そのときは,運転操作をシステムからドライバに切り替える必要があり,切り替えタイミングや表示方法等に工夫が必要となる.

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