フューエルカット
第3のエコカーより以前から行われている燃費向上策に、フューエルカットがある。どういうものかと言うと、文字通り燃料供給をカットすることである。
加速時や低速走行時に燃料をカットすることはないのだが、減速時でスロットルをオフにしたときだけ燃料をカットする。エンジンブレーキを利かせる状況では、エンジンパワーは不要だからだ。
そのままフューエルカットを続けていると、車両停止と同時にエンジンが止まってしまうため、アイドリング回転まで落ち着きそうになると燃料供給を再開させる。こうすることによって、少しでも不要な燃料供給を節約して燃費を向上させる。フューエルカットを知っていれば、燃費が良くなるように運転することが可能となる。アクセルを踏まず、エンジンブレーキを多用すれば良いのである。市街地走行では、前の信号が赤なら直前まで定速走行で信号に近づかず、スロットルオフでエンジンブレーキを利かせながら近づくように運転することである。
減速時にフューエルカットが働いているとき、オルタネータで充電して回生ブレーキもかかっているため減速度は更に大きくなる。その分、ブレーキを踏まなくても良くなり、ブレーキパッドも長持ちするのでより経済的と言える。
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