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2015年10月28日 (水)

VW事件の経緯

 VWのデフィートデバイスは、ディーゼルエンジンの制御コンピュータのソフトそのものである。そのソフトを開発したのは、電装部品会社のボッシュである。

 電装部品会社は自動車会社のソフト仕様書を基にソフトを開発するので、どういう意図のソフトかはわかるのだ。ボッシュはVWの要求仕様が、デフィートデバイスになることをわかっていた。

 2007年にボッシュはVWに対して、このソフトを使えば違法になることを通知していたそうだ。違法を承知で納入したのは、このソフトをテストに使うという前提だったからだ。だから、このまま市販すれば違法になるということを知らせていたという。また、2011年には、VW社内の技術者がデフィートデバイスを装着していると、社内で指摘していたとも言われている。そして、2013年、欧州委員会共同研究センターがVWの排気ガスの値が規制値を大幅に逸脱することをつかみ、欧州の規制当局に問題を指摘していたそうだ。

 結局、問題になったのは、アメリカのEPAが指摘した2015年である。2007年からわかっていた問題を先送りしたのか隠蔽したのかわからないが、とんでもない結果となってしまった。

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