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2015年10月30日 (金)

ブルーテック

 ディーゼルエンジンの排気ガスで一番厄介なのが、窒素酸化物NOxの低減である。NOxを低減させるには、燃焼時に燃焼温度を低くするか酸素濃度を低くしなくてはならず、燃費は悪くなる。

 もう一つの方法は、 NOx吸蔵還元触媒を使うか尿素を使ってNOxを分解することである。尿素を使う方が触媒が安くなるので、乗用車でも尿素方式を採用するものが増えて来た。

 尿素というと聞こえが良くないのか、使用する尿素水はAdBlue(アドブルー)という名称が付いており、方式自体もBlue-techと呼ばれている。ブルーテックと聞いて、アドブルーを補給していれば、一般のドライバは尿素方式とは思わないだろう。尿素を使うと、窒素酸化物の窒素と尿素のアンモニアが結合し、最終的に窒素と水に還元する。日本では尿素はトラック、バスのディーゼルに使用し、乗用車では使われないが、欧州では積極的に使っている。例えば、メルセデスはブルーテックによるクリーンディーゼルと、カタログに謳っている。

 アドブルーの消費量は、1000km走行に1リットルほどなので、20リットルのアドブルータンクがあれば、2万kmの走行が可能である。つまり、車検毎の補給で足りることが多く、20リットルのアドブルーの値段は4000円程度なので、一般の使用では気にならないだろう。

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