« 自動運転用の自動車保険 | トップページ | 役に立たないロボット »

2016年6月11日 (土)

自動運転の倫理観

 ロボットにどうやって倫理観をプログラムするか、という話題を先日提供した。これはそのまま、自動運転にも適用されることである。
 例えば、車線変更禁止の道路を運転車不在の自動運転車が走行しているとしよう。そこに歩行者が車両の直前に飛び出したとき、人間なら車線変更を無視してハンドル操作で歩行者を避けるはずである。これをプログラムできるだろうか。
 開発者がプログラムする自動運転車の運転は、まず交通法規を遵守するようものであるのは間違いない。ところが、交通法規では非常事態についてまで明確に記載されていない。なぜなら、法律というのは善良な常識人の行動を前提にしているからである。善良な常識人のドライバなら、歩行者が自車両の直前に飛び出したとき、交通法規より人命を優先することを織り込み済なのである。開発者はこれを読み取らなければならないのだ。
 それでは、猫が飛び出したときはどうすれば良いだろうか。単純にルールをプログラムするよりも、自動運転の人工知能に適切な倫理観を植え付けた方が良いのである。

|

« 自動運転用の自動車保険 | トップページ | 役に立たないロボット »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/16253/65943123

この記事へのトラックバック一覧です: 自動運転の倫理観:

« 自動運転用の自動車保険 | トップページ | 役に立たないロボット »