テスラーモデルSの自動運転事故
ついに自動運転車の死亡事故が発生した。アメリカでテスラーモデルSが自動運転中に事故を起こし、ドライバが死亡したのである。
事故の状況は、斜め前方から侵入して来たトレーラの後部に、モデルSが潜り込むかたちで追突した。強い日差しのためか、センサがトレーラを認識しなかったようだ。
モデルSの前方認識は、カメラとレーダーで行っている。強い日差しでカメラが正常に作動しなかったのだろうか。また、レーダーも正しく認識できない場合がある。トレーラーの最低地上高が高く、レーダーが反応しなかったことも考えられる。今回は、ノーブレーキで追突していたので、カメラもレーダーも反応しなかったようだ。モデルSの自動運転レベルはレベル2なので、衝突事故を起こせばドライバの責任となる。なぜなら、レベル2ではドライバが交通状況を監視しなければならないからである。
レベル2の自動運転であるにも関わらず、もしテスラーが自動運転ということだけを強調していれば問題である。ドライバが正しくレベル2の自動運転を理解しなかったからかも知れないからである。
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