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2016年9月27日 (火)

テスラの新オートパイロット

 アメリカの自動運転ガイドラインがずっと続くと面白くないので、適宜他の話題を挟んでいくことにした。今回は、テスラの新オートパイロットについて。

 テスラ・モデルSが事故を起こしてから、自動運転システムの初めてのメジャーアップデートが行われた。ソフトウエアだけのアップデートなので、ハードの構成要素の変更ははない。

 最大の変更点は、車載カメラと電波レーダの役割である。従来のテスラは、カメラによる環境認識を主体として、電波レーダは補助的に使っていた。これを、電波レーダの役割分担比率を大幅に上げたのである。なぜなら、この前の事故でトレーラの側面に衝突したとき、カメラは状況を認識できず、電波レーダはトレーラを捕えていたからである。テスラは今回のアップデートを、前方のクルマは濃霧のなかでUFOにぶつかるかもしれないがテスラ車なら大丈夫と紹介している。また、200個以上も改善箇所があるものの、詳細を紹介するまでもないと自信を見せている。

 実は、電波レーダは環境の詳細な状況が把握できないため、カメラやレーザレーダを環境認識に使うのが現在のトレンドになっている。テスラはそれに逆行しているものの、自動車専用道路のレベル2に限れば電波レーダ主体の方が安全かも知れない。

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