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2016年9月26日 (月)

アメリカの自動運転ガイドライン(4)

 車両性能ガイドラインは、まずアメリカの保安基準となるFMVSS(Federal Motor Vehicle Safety Standard)に準拠することとしている。しかしながら、現段階ではこのガイドラインは法的なものではなく、法規制化は次のステップとしている。

 適用範囲としては、公道を走行するHAVの開発から使用に関わる全ての人や企業に及ぶ。加えて、自動運転は身障者や老人へのメリットが大きいため、そのような用途をDOTは歓迎している。

 HAVはFMVSSだけではなく、分野横断的な領域が重要になる。例えば、データの記録や共有、個人情報の保護、システム安全性、HMI、耐衝撃性、消費者教育等である。車両の自動化のためには、運用設計領域(ODD:Operational Design Domain)、対象物体と事象の検出と対応(OEDR:Object and Event Detection and Response)、そしてリスクを最小化する予備手段が重要である。HAVの製造企業は、SAEの自動化レベルに応じた明確なODDとそれに応じたOEDRが必要である。

 OEDRの要求仕様は、通常運転のシナリオ、検出対象、そして緊急時の対応から決める。リスクへの予備手段は、システムが故障したときの手動運転への切替に問題ないかの評価を決めなければならない。

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