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2016年10月11日 (火)

アメリカの自動運転ガイドライン(16)

 自動運転ガイドラインにも、倫理的考慮について述べられている。しかし、倫理については、厳密な規定というよりは、考慮すべしとなっている。

 複雑な倫理で、人間の場合でも議論が起こるようなものより、先ずは基本的なものが求められている。具体的には、安全性、円滑な交通、そして法対応を守るものである。

 これらの3つの基本概念は、それぞれが対立するものではなく同時に成立つものであるとしている。とは言え、前回の法対応で挙げたように、追越禁止車線で追い越さないと円滑な交通が確保できず、かつ安全性にも問題がない場合もある。そういう状況の判断も倫理的考慮ということになる。また、倫理的配慮が求められるのは、安全性、円滑な交通、法対応のどれか二つが対立したときということになる。

 倫理的考慮を行う自動運転プログラムを開発するときは、連邦法、州法に照らし合わせながら、開発過程を透明化すべきとしている。そして、HAVの動作が他の交通にどの様に影響するかという点を考慮して開発すべしとしている。

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