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2016年11月 3日 (木)

ピッツバーグのスマート信号機

 アメリカ、ペンシルベニア州のピッツバーグは、人工知能の研究で有名なCMU(カーネギーメロン大学)がある。CMUでロボット工学を研究するスティーブン・スミスが、ピッツバーグにスマート信号機を導入した。

 AIを活用したスマート信号機導入の目的は、交通渋滞の解消である。アメリカでの年間の渋滞による経済損失は、およそ12兆円と言われている。

 スミス教授は自分でサートラック社を起業し、そこで開発したスマート信号機をピッツバーグ市街に導入する実験を行った。すると、移動時間は25%短縮され、アイドリング時間が40%以上も減少してCO2の排出が2割も削減できたという結果が得られたのである。体験者の話では、渋滞時間が減ったので、イライラ感も減って運転できたと好評である。スマート信号機の仕組みは、信号機のセンサーやカメラで得たデータをAIで分析し、最適な信号の切り替えタイミングを適宜更新するというものである。

 2012年の開始時の導入交差点は9カ所で、現在では50カ所に増えている。今後、ウーバーが自動運転タクシーを導入すると、この自動運転車とスマート信号機が通信して連動し、さらに効率が良くなるものと期待されている。

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