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2016年12月29日 (木)

EVのバッテリー(2)

 テスラ・モデルSのリチウムイオン電池は、パナソニック製の18650バッテリーセルである。エネルギー密度は250Wh/kgで、この値はリチウムイオンの限界値といわれている。

 テスラは最近、パナソニックと共同開発した新バッテリーセル2170をネバダ州の電池工場ギガファクトリーで製造すると発表した。この2170が、テスラ・モデル3に搭載されるものと予想される。

 テスラは2170を、世界で最も優れたセルであると同時に最も安価なセルになると発表した。実は、現行の18650バッテリーセルは、2013年に日本の新エネルギー産業技術総合開発機構NEDOが2020年のリチウムイオン電池と発表した性能なのである。テスラは日本が予想した2020年レベルを既に実現していたのである。18650のコストは2万円/kWhといわれ、24kWhなら48万円となる。2010年の日産リーフ発表時のバッテリー価格は24kWhで240万円だった。18650のコストも驚異的な低価格なのである。

 2170は18650を性能的にもコスト的にも凌駕しているというのだからすごい。VWが発表した2020年のEVというのは、テスラの性能を織り込んでいるに違いない。

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