ロサンゼルスオートショー(6)
最後5番目のチームは、KTMとキスカである。KTMはオートバイメーカー、キスカは工業系のデザイン会社で、どちらも本社はオーストリアである。
KTMはモトクロスのレースイメージが強いので、未来の自動運転にもそのイメージを反映するのかと期待がかかる。そして、このチームのテーマは自動運転車のレースである。
2050年の設定として、自動運転により完全な安全を手に入れた代わりに、自動車での移動は退屈なものになってしまったとしている。そして、ロサンゼルスの廃墟と化した高層ビルの一角で、年に一度、自動運転車のレースが行われ、人々はそれに熱狂するというものだ。レースは直接見に行っても良いし、VRグラスで参加すると自動運転車の視点が提供され、家にいながらエキサイティングなレース体験もできるとしている。競技方法は単に速さを競うのではなく、サーキットを100周して最もエネルギー消費の少なかったものが優勝というものだ。
以上、5チームの2050年の自動運転が提案され、コンテストなので結果が出された。優勝チームは、ホンダ、レゴ&トリガーであった。
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