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2016年12月 5日 (月)

自動運転模擬裁判(2)

 続けて、12月に行われた自動運転模擬裁判の2回目である。今回の状況も前回と同じ条件で自転車が飛び出し、自転車に対し急ブレーキをかけたものの間に合わず自転車の方が死亡したというものである。

 原告は自転車の方の家族、被告は自動車メーカーである。原告の主張は、加速しながら車線変更するか、事故多発地点を想定しもっと低速で走行するか、歩行者保護のためのフードエアバックを装着すべきだったとして、メーカー側に責任があると主張した。

 被告の証言は、左斜め後方のダンプカーの加速を検知したため、車線変更を断念し急ブレーキ制御を行ったと主張した。また、渋滞だったので制限速度60km/hに対し50km/hで走行しており、事故多発地点という情報は確認できなかった。そして、フードエアバッグは普及率が低く高級車セダンにしか装着されていないので、ワゴン車への搭載は考えれれなかったとした。裁判官3名の合議の判決は、今回は被告の主張を全て合理的と判断し、原告側敗訴となった。

 原告の主張によっては、判決が変わる可能性があるものの、メーカー側がユーザの期待値に応えるものを合理的に開発すれば良いとの印象を受ける。しかし、現段階での模擬裁判の判決は、技術の進化とユーザの期待値と共に変わらざるを得ないだろう。

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