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2017年2月14日 (火)

ディーゼルエンジン(2)

 ディーゼルは1858年、ドイツ人の両親が住んでいたパリで生まれた。ミュンヘン工科大学に進学し、企業家として成功するカール・フォン・リンデから学んだ。

 卒業後、企業したリンデの会社で働き、自ら設計した冷凍・製氷工場の工場長となった。32歳で研究開発部門の責任者に就任し、蒸気について研究し始めた。

 カルノーサイクルの勉強を始め、当初は石炭の微粉末、粉炭を用いてエンジンを作動させようとした。しかし、これはうまく行かなかったとき、リンデからマレーシアで使われている発火ピストンを見せられた。これは、木製の筒にもぐさを入れ、押し棒を使って発熱させるものだった。ディーゼルは、これを熱機関に利用できると思い付いたのである。熱の無駄を無くすために、燃料を少しずつ注いで最高温度を調節し、そして、排気の温度を低くしようとして一定量の燃料が圧縮空気にふれると自然に着火する構造にたどり着いたのである。

 ディーゼルは成果を「既知の蒸気機関と内燃機関を置換する合理的熱機関の理論と構築」というタイトルの論文として発表した。その後、1893年2月23日、特許を取得したのである。

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