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2017年2月15日 (水)

ディーゼルエンジン(3)

 ディーゼルが考案したエンジンに最初に興味を示したのは、ドイツ、マン社の重役ハインリヒ・フォン・ブズだった。ブズはマン社でのエンジン製造販売を検討していたのである。

 ディーゼルはマン社でエンジンを開発することになり、アメリカでも特許を取得した。試作に成功し、ディーゼルのエンジンが動き始めたのは、1897年のことである。

 開発当初はオイルエンジンと呼ばれていた。しかし、後にはディーゼルの名を配したディーゼルエンジンと呼ばれるようになる。高価な揮発性のあるガソリンを使わず、安価な石油や重油を燃料としかつ効率の良いディーゼルエンジンの開発に着手し、ドイツやスイスにディーゼルエンジン製造業者が現れた。もちろん、マンでもディーゼルエンジンを製造し、1903年には、ロシアで世界初のディーゼルエンジン搭載石油タンカーが進水した。翌年には、フランスで世界初のディーゼル潜水艦が造られた。

 こうしてディーゼルエンジンは世界中に広がって行き、1913年、アメリカ海軍の潜水艦もディーゼルエンジンを採用した。この年、ディーゼルはロンドンで講演に呼ばれ、イギリス海峡を渡っているとき事件は起きた。

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