« 排気ガス(7) | トップページ | 排気ガス(9) »

2017年2月11日 (土)

排気ガス(8)

 ディーゼル排気ガスのNOX対策で基本的なものは、尿素を使う方法である。尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)と呼ばれている。

 反応メカニズムは、まず尿素水を加水分解してアンモニアを発生させる。そして、アンモニアとNOXを窒素と水に還元反応させ。

加水分解によるNH3生成
NH2CONH2 + H2O → 2NH3 + CO2

NOX還元反応
4NH3 + 4NO  + O2 → 4N2 + 6H2O
8NH3 + 6NO2      → 7N2 + 12H2O

 尿素SCRは触媒に貴金属を使う必要がなく、燃費にも影響しない優れた特性を持つ反面、大量の尿素水を車載する必要があり重量増となる。尿素水はアドブルー(AdBlue)という商標登録があり、メルセデスは尿素水を使った排気ガス対策をブルーテック(BlueTech)と呼んでいる。

|

« 排気ガス(7) | トップページ | 排気ガス(9) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/16253/69542806

この記事へのトラックバック一覧です: 排気ガス(8):

« 排気ガス(7) | トップページ | 排気ガス(9) »