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2017年3月26日 (日)

自動運転時のテイクオーバー(1)

 自動運転は段階的に実用化するものといわれている。各国でいくつかの段階が使われていたものの、アメリカ合衆国が自動運転ガイドラインでSAEJ3016を採用してから、それによるレベル表現が定着したものと思われる。

 J3016では自動運転を0から5までの6段階に分類し、レベル0を手動運転、レベル1を現状の運転支援システムとしている。自動運転はレベル2以降となり、レベル2を部分的自動運転、レベル3を条件的自動運転、レベル4を高度自動運転、レベル5を全自動運転としている。

 これら自動化により、ドライバの運転負荷は段階的に軽減されていく。現状のレベル1ではペダル操作から解放されているので、フット・オフと称することができる。レベル2では運転操作から解放されるため、この段階の運転からの解放をハンズ・オフと称される。レベル3においては、環境監視からも解放されるため、アイズ・オフといい、レベル4では、全てをシステム任せにできるため、ブレイン・オフといえる。ところが、レベル2におい自動化されるのは操縦だけであり、環境監視が人間が行わなければならない。レベル3においても、環境監視は自動化されながらも、緊急時のバックアップは人間が行う必要がある。すなわち、レベル2では走行環境に異常事態が観測されるとき、レベル3ではシステムの故障等によるバックアップ時には、機械のシステムから人間のドライバに運転権限を委譲するテイク・オーバーが発生する。

 機械による操作と人間による操作には違いがある。また、テイク・オーバーで突然運転を交代したとき、ドライバは通常の運転ができるのであろうか。

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