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2017年3月17日 (金)

自動車の振動騒音(1)

 自動車の振動騒音は、音の基礎的な理解を基本に、現実的にうるさくない音を造り込むにはどうすれば良いかという分野である。自動車騒音と聞いて、何を連想するだろうか。

 騒音ということから、深夜の暴走族の爆音やタイヤのスキッド音(タイヤ・スキール)を連想するかも知れない。また、音ということでは、高級車は静かだとか、マフラーを改造して快適な排気音になったとかを連想するかも知れない。

 それでは、物理的意味を考えると、音とは空気中を伝わる圧力波で、鼓膜を振動させる縦波である。そして、騒音になると心理的意味合いが主体で、望ましくない音で大きな音、妨害する音、不快な音、ないほうが良い音等ということになる。その音の大きさは音圧で表され、圧力の単位Pa(パスカル)で表される。人間の聞き取れる最小の音圧は、20μPaとされており、これを最小可聴値といいレベルを0(dB)とする。また、音の物理的な強さが音圧の2乗に比例することから、音圧の2乗の対数である音圧レベルで表す。人間の耳は同じ周波数でも異なった大きさに聞こえる。

 騒音の測定に際しては、等感度曲線に相当する聴感補正特性をもつ騒音計が使われる。この測定レベルを騒音レベル(A特性音圧レベル)という。

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