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2018年6月10日 (日)

自動運転(18)

9.5.2 当面の課題
 当面はレベル2または3の自動運転が運用されることになる.その状況では,自動車のシステムとドライバとがいかに共存するかが課題となる.共存がうまくいかなければ,たとえば,自動運転から手動運転の切替時(テイクオーバー)に危険な運転になるといった問題が起こることが考えられる.

 システムがドライバに情報を提供したり、ドライバがシステムに情報を入力するといった,ドライバとシステムとのつながりをHMI(Human Machine Interface)という.適切な共存を実現するためにはいかに適切なHWIを構築するかが鍵となる.HMIの技術としては例えばつぎのような技術が挙げられる.

・車室内カメラシステムでドライバの覚醒度をつねに確認し,テイクオーバーが可能かどうか判断する技術
・予定していた自動運転が終了してテイクオーバーするタイミングを,わかり易く伝える技術
・突発的な理由により自動運転が終了してテイクオーバーしないといけないことを,わかり易く伝える技術 .

 自動車の表示方法や操作方法は,自動車免許を所有するドライバなら世界中のどの車種を利用しても無理なくわかるようになっていなければならない.そのため,上記HMIは各社,各国で開発するのではなく,国際的に規格・標準化しながら進んで行く.

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