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2018年6月 9日 (土)

自動運転(17)

9.5自動運転の課題
9.5.1 大きな課題
 自動運転の技術は着実に進歩している.しかし,実用化するにあたってもっとも重要なことは社会とのコンセンサスの形成と法整備である.社会とのコンセンサスとは,社会が自動運転をどのように理解し,どのように交通手段として受け入れるかを決めることである.例えば,レベル4以上の自動運転では,ドライバ不在で無人運転も可能となる.高速道なら歩行者がいないため,気にならないだろう.しかし,一般道を人前で無人自動車が走行すると,恐怖感を覚える歩行者がいるかも知れない.すなわち,自動運転の正しい理解と社会とのコンセンサスが必要になるのである.

 また,法整備とは,自動運転のための基準整備と事故が発生したときにどのように対処するのかといったことである.自動運転により,人間のドライバが不注意で起こしていた事故はなくなるため,事故件数は激減すると期待されている.しかし,自動運転になっても事故の発生はあり得る.例えば,環境認識センサの想定外の事象に自動運転は対応することは難しく,事故になってしまうこともある.そのようなことに対処するための法整備が必要といえる.

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