« スカイアクティブX | トップページ | 車載LiDAR(2) »

2018年8月 1日 (水)

車載LiDAR(1)

 自動運転にはLidarが俄然注目されている。こうなった背景を説明した後、Lidarの現状と課題をまとめてみよう。

 遠方にある自車前方の障害物を検知する方法として、古くから電波レーダーとLidarが研究開発されていた。実際に車載され販売されたのは、1990年代初頭で、Lidarの商品化の方が早かったのである。

 当時のLidarの構造は、レーザダイオードLDを使用してパルス光を発光し、その反射光を飛行時間TOF(Time of Flight)を計測し車間距離を測定していた。投光には3個のLDを使った固定ビームを3本使い、スキャニングは行われていなかった。そのため、直線路の自車走行レーン前方車両が対象となっていた。また、レーザ光の反射は、前方走行車の後面に設置されたリフレックス・リフレクタからの反射を想定していた。メルセデスベンツのEクラスにアダプティブ・クルーズ・コントロールACCとしてオプション設定され、そのLidarはドイツのADCというメーカーが製造していた。

 この頃、日本でもADCと同様の固定ビームのLiDARが開発され車載された。その適用システムはトラック用の車間距離警報であった。

|

« スカイアクティブX | トップページ | 車載LiDAR(2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/16253/73971290

この記事へのトラックバック一覧です: 車載LiDAR(1):

« スカイアクティブX | トップページ | 車載LiDAR(2) »