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2018年9月 8日 (土)

ドライバ状態(19)

 眠気の測定法は、睡眠傾向か傾眠か、客観的測定法か主観的測定法かで大別できる。これら各種測定法は、睡眠傾向か傾眠のある側面だけを測定しているので、実験目的によって評価法を決めることが重要である。

 睡眠傾向は、睡眠潜時反復検査MSLT(Multipe Sleep Latency Test)と覚醒維持検査MWT(Maitenance of Wakefulness Test)がある。MSLTは寝付く時間、MWTは起き続けることができる時間で、両者の相関は低く別の過程を評価していると考えられている。

 MWTは覚醒維持機能に着目した検査法なので、運転模擬課題のパフォーマンスを予測することが可能である。実施方法は、暗室に設置したリクライニングチェアに座った被験者が、目を開けた状態で開始して何分で寝るかというものである。20分もしくは40分の検査を1日に4回実施し、被験者へは眠らないように教示する。MSLTはこの教示を眠るようにしたものである。

 MWTの方がMSLTより入眠潜時が長くなる。また、加齢に伴い入眠潜時が長くなる。

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