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2018年9月 6日 (木)

ドライバ状態(17)

 長距離運転での眠気、疲労は重大な事故を引き起こし、制度上長距離運転そのものをなくすことも現段階では難しい。そこで、次のような対策が取られたり、考えられたりしている。

 先ずは、長時間拘束されることになるキャビンやシートを人間工学的見地から改善することである。また、運転以外の荷役作業が負担になることもあるので、運転以外の作業を極力減らすことである。

 次に、過労を防止する対策が重要である。疲労の進展を防ぐ対策は、短時間に取る「手休め」、もう少し長い「休憩」、一日単位の「休息」、週単位で疲れを取る「休日」となり、これらを確実に取ることが重要となる。特に、高速道路では取りにくい「手休め」をどう取るかが考えどころである。そして、十分に睡眠時間を確保することである。睡眠はただ時間さえ確保すれば良いのではなく、良い睡眠を得るという質が問題になる。睡眠の質を上げるためには、サーカディアンリズムから、夜に眠る方が良い。深夜運転が避けられなければ、眠くなったときに仮眠を取ることが効果的である。

 制度的には、夜勤の交代制や長時間連続運転の禁止が有効である。労働省のガイドラインでは、4時間を連続運転の上限としている。

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