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2018年9月25日 (火)

ドライバ状態(35)

 ドライバ状態シリーズの最後は、車酔いの基礎的知見で締めよう。車酔いは、自動車の振動刺激、動揺刺激、視覚刺激によって生じる。

 振動刺激、動揺刺激については乗り物一般について多くの研究事例があり、基礎的知見が蓄積されている。船酔いは歴史があるため、酔う条件がわかっている。

 船の振動は上下で代表され、上下の振幅が大きいほど酔いやすく、0.167Hzが一番酔い易い。これより周波数が高くなると、急激に酔わなくなる。振動方向が前後、左右等になると多少ピーク周波数が変わるものの、総じて0.1~0.3Hzが酔い易く、1Hz以上になると酔わなくなる。回転振動や並進振動と回転振動の組み合わせでも酔うものの、明確な条件はわかっていない。

 組み合わせ振動で傾向としては、横方向振動にロール動揺を加えたとき、ロール振動の位相が横方向振動の位相より進むほど酔わなくなる。この組み合わせにピッチ振動を加えると酔い易くなる。

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