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2018年9月 7日 (金)

ドライバ状態(18)

 覚醒度と眠気は混同してしまう。実は、眠気自体の正式な定義は統一されていないのである。

 寝つくまでの早さを睡眠傾向といい、覚醒から睡眠に移行するうとうとした状態を傾眠という。睡眠傾斜と傾眠は相関関係はあるものの、区別すべきものである。

 覚醒とは、睡眠から興奮の範囲で中枢神経系の非特異的な活性化のことである。覚醒度は脳波からわかる。覚醒度が低下すると傾眠や睡眠が生じる。覚醒度が高過ぎると過覚醒といい、中程度の覚醒が最もパフォーマンスが高く最適覚醒水準という。ヴィジランスとは、特定の期間と事象に対し注意を払い続けている状態のことである。持続的注意や、持続性のアラートネスととらえてもよい。ヴィジランスは、断眠の負荷や生体リズムの変化に鋭く反応し、傾眠によって低下する。しかし、眠気発生要因以外にも影響を受けるので注意が必要である。

 眠気は疲労の一症状となる場合もある。ただし、眠気が疲労とは無関係に変化するものでもある。

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