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2018年10月 3日 (水)

運転中のインタラクション(3)

 反応時間は刺激と反応の適合性によっても異なる。例えば、右の刺激で右のボタンを押す方が反応時間が短く、右の刺激で左のボタンを押すと長くなる。

 選択反応の場合は、刺激の出現確率によって反応時間が異なる。出現頻度が高いと反応時間が短くなり、低いと長くなる。

 反応時間には順序効果があり、直前の試行に影響を受ける。例えば、選択肢が2つの場合、同じ刺激の方が反応時間が短くなり、逆の刺激で長くなる。ただし、刺激間の時間を長く取ると影響はなくなる。刺激間の時間が短い場合、繰り返し効果が発生し反応に対する促進効果が生まれる。したがって、順序効果をなくすような実験計画が必要となる。また、実験の経過時間によっても反応時間は変化する。実験開始直後は反応時間が短く、その後ほぼ一定になり、実験時間が長くなると反応時間は長くなる。しかし、実験最後には反応時間は短くなる。

 実験最後に反応時間が短くなる現象は、終端効果と呼ばれる。被験者が実験終了を知ると、タスクに全力を注ぐようになるからである。

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