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2018年11月17日 (土)

運転中のインタラクション(38)

 機器上の画面、スイッチやボタンを操作して、ドライバはその機器に望む意図を達成する。そのため、機器のインターフェースがドライバの意図を満たすような外観である必要がある。

 例えば、押すことが前提のボタンでは、ボタンの中心が丸く突起した形状にデザインされておりデザインも◎が印刷され、さも押すような感じのものになっている。これを、◎は押すことをアフォードするという。

 または、◎は押すというアフォーダンスを持つともいう。このアフォーダンス(Affordance)という用語は、心理学者のギブソンが提唱したもので、環境が生物に対して提供する意味や価値を示す。元々のアフォードという言葉は、できる、とか、提供する、という意味であり、ギブソンは環境が生物に対してどのような可能性があるかを示していると考え、アフォーダンスという用語を提唱したのである。ドアの取っ手は、手で握るというアフォーダンスを持っており、取ってのデザインは握ることをアフォードする形状にすれば良いということである。

 車内機器には多くのスイッチ・ボタン・表示が使われており、これらが操作するためのアフォーダンスを持っていると使い易いといえる。極端な例では、アフォーダンスを持っていないと使えないものもあるほどである。

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