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2018年11月16日 (金)

運転中のインタラクション(37)

 メンタルモデルの典型的な特定の形式とは、状態遷移モデル、オブジェクト・アクションモデル、マッピングモデル、類推モデルである。以下、この4形式を解説する。

 状態遷移モデルは、ドライバがシステムの状態変化として観測するため導入された。これは、システムが異なったモードを切り替えるように見える場合に適用される。

 オブジェクト・アクションモデルとは、カーナビゲーション等のようにボタンや表示が多数あるシステムの場合に適用する。ドライバはオブジェクト(ボタンや表示)と、それを操作したり表示されたときのアクションを認識しているということである。システムの機能がオブジェクトのタイプに従って構造化しているとき、ドライバがオブジェクト・アクションモデルに従って操作するといえる。また、ドライバは目的を達成するためどのような操作を行えば良いかを知っている。すなわち、目的に対して操作系列をマッピングしていることみなし、マッピングモデルを適用することができるのである。マッピングモデルは、オブジェクト・アクションモデルよりも操作系列が複雑な場合に適用し、操作系列が要求される場合、最初はオブジェクト・マッピングモデルで初めても、マッピングモデルに切り替えて適用する。

 類推モデルは、新しいシステムに対して経験のあるよく似たシステムを当てはめる場合に適用される。パソコン画面のファイルやごみ箱は、現実世界のファイルやごみ箱を類推させるものとして設計されており、パソコン画面のアイコンがメタファー(隠喩)として提供されているのである。

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