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2018年12月15日 (土)

運転中のインタラクション(67)

 ディストラクションの影響が必ずしも一方のタスクの成績に反映されるとは限らないので、二次タスク法では他方のタスク成績を測定しておく方が望ましい。二重タスク法では、ドライバにいずれか一方の作業を主にすることを求めないため、両タスクの成績測定が必須である。

 ディストラクションの計測法には、主観評価指標、パフォーマンス指標、生理指標を測定する手法に区別できる。この他、事前評価(台上評価)-直接評価(運転行動)、入力系(情報処理段階)-反応系(運転行動)等の観点から計測する手法もある。

 ディストラクションの種類には影響が生じる状況により、視覚的ディストラクション、手操作ディストラクション、認知的ディストラクションに分類される。視覚的ディストラクションとは前方監視から眼を離すタスクによるもの、手操作ディストラクションとはステアリングから手を離すタスクによるもの、認知的ディストラクションとは運転以外のタスクを考えることで発生するものである。オーディオ操作では、ボタンを見るために眼を離し、押すために手を離し、選局のことを考えることでディストラクションが発生する。

 このように一つのタスクの中に、視覚的、手操作、認知的ディストラクション全てが含まれる場合もある。あるタスクのディストラクション評価で、明確にこれらの種類を区別することは難しい。

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