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2018年12月 7日 (金)

運転中のインタラクション(59)

 不注意状態で運転すると、交通事故のリスクが増大する。不注意現象は単独に生じるのではなく、連続的な運転作業の中で発生する。

 連続的な運転作業中に生じるディストラクションと定義しようとすると、注意の特性を理解しておかなければならない。作業が連続するため、すべて同じ注意特性に関連して不注意が起きるわけではないからである。

 あるタスクに注意を長く維持することは不可能であり、特にドライバの覚醒度が低下していると持続的な注意が困難である。覚醒度は個人特性による慢性的な覚醒と、努力に影響される一過性の覚醒の2種類に分類することができる。そのため、ドライバの努力によって不注意が起きないようにすることも可能なのである。

 また、覚醒水準が最適に維持されていても、要求されるタスクがドライバの能力を超えていると不注意が起きる。この場合、タスク自体が外部要因としての負荷や、内部要因の負担というものになっているのである。

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