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2018年12月 2日 (日)

運転中のインタラクション(53)

 カーナビは便利な反面、運転の集中を妨げる懸念もある。そこで、日米欧では情報表示や視認操作を規制する車載情報システムのガイドラインが策定されている。

 日本では自工会ガイドライン、米国はAAMとNHTSAのガイドライン、欧州ではECガイドラインがある。この中で、日本が最も古く1990年、欧州が2000年、米国も2000年に策定された。

 自工会JAMAは普及する車載TVの対策として、1990年11月、走行中のTVやビデオ映像の表示禁止、ナビでは走行中の細街路の表示制限と複雑な操作を禁止する等のガイドライン、バージョン1.0を発行した。1995年6月、表示文字数を制限するバージョン1.1、テレマティクスに対応したバージョン2.0が1999年5月、2000年2月には画像の見下ろし角を30度以内に制限するバージョン2.1と続いた。そして、これまでの禁止事項だけのものから、2004年8月にバージョン3.0としてタスクが完了するまでの画面の総視認時間が8秒を超えないことという世界初の数値基準を発表した。

 バージョン3.0では、自工会が開発した視認性の台上試験法Occlusion(視界遮断)法も規定した。2004年は道交法も強化され、日本ではガイドラインと法律が連携して安全性を確保しているといえる。

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