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2018年12月 8日 (土)

運転中のインタラクション(60)

 所説あるディストラクションの定義そのものをみてみよう。初期のものでは、「安全に関する情報を見逃されるような情報の不適切な選択」と定義された。

 次に「運転と運転以外のリスクとの間に生じる干渉」と定義された。更に、日本から「一次運転以外のことに意識が向けられることによって、運転パフォーマンスが低下すること」という定義が提唱された。

 これに対し、ディストラクションを原因と考えて「安全運転にとって重要な活動から競合するタスクに注意が免れることであり、安全運手にとって重要な活動への不十分な注意もしくはまったく注意を向けなくなる結果を招くもの」というものもある。また、不注意をディストラクションの定義に含めない考え方もあり、これによれば考えことが運転に干渉することは不注意なのでディストラクションには含まれないことになる。逆に、個人的な関心事に集中することや白昼夢もディストラクションに含めるという考え方もある。

 不注意とディストラクションの関係は、不注意の一つとしてディストラクションは存在する。しかし、不注意の種類は必ずしもディストラクションだけではない。

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