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2018年12月11日 (火)

運転中のインタラクション(63)

 ディストラクションを測定する手法は、主タスク法と二次タスク法がある。二次タスク法は異なる2種類の運転以外のタスクにより情報過多になることを想定しているため、さまざまな測定法が試みられている。

 二次タスク法は人間の情報処理モデルで仮定されている前提を用いる。それらには、フィルタモデルと容量モデルがある。

 フィルタモデルでの仮定とは、人間の情報処理過程の経路は大きくなく、選択フィルタで選ばれた情報だけが経路を通過するというものである。また、容量モデルでの仮定とは、さまざまな情報を処理する容量には限界があり、ある活動に容量が配分されれば、別の活動は満足に実行できないというものである。特に、困難な活動には容量が多く割かれるため、他の活動は十分に実行できなくなると考える。

 容量モデルの中には、刺激のモダリティ、課題の種類、認知段階、反応の種類によって資源を区別し、これらは互いに独立と仮定するものもある。これを多重資源モデルという。

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