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2018年12月21日 (金)

運転中のインタラクション(73)

 ディストラクションにより影響を受ける生理指標も検討されている。代表的なものは、心拍と脳波である。

 心拍の測定項目は、心拍数HR(Heart Rate)や心拍変動性HRV(Heart Rate Variability)等である。HRの増加よりもHRVの減少の方がワークロードとの関連が高いとされる。

 身体的負担が増加するとHRVの減少とHRの増加が関連し、精神的負担が増加するとHRVのみが減少する。また、心拍の周波数解析により、ディマンドや精神的負担がわかるという報告もある。脳波では、単一タスクから二重タスクになると、α波が減少しθ波が増加する。そして、刺激提示から300~900ms後に出現する、誘発電池の陽性成分P300が情報処理負担の指標になるという報告もある。

 生理指標の計測は、実験統制やデータ処理を厳密にしても不明なことが多い。そのため、生体指標だけではなく、主観評価や運転成績等の解析も同時に行うべきである。

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