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2018年12月27日 (木)

運転中のインタラクション(79)

 人間の情報処理能力には限界があるため、複数の情報表示が提示されても処理できない。そのため、警報と同様に、重要度と緊急性に従って、優先度を付け表示することが望まれる。

 また、道路交通状況によって運転ディマンドは異なり、ディマンドの状態に応じて情報処理リソースが投入され運転パフォーマンスが発揮される。よって、運転ディマンドを示すワークロードを推定することによって、情報表示を管理することも必要となる。

 道路構造を変えて副次課題(視覚検知)を実施し、道路の違いによるワークロードを推定した結果では、ワークロードの低い静止状態をパフォーマンス95%とし、高速道路ではワークロードが中程度となり、パフォーマンスが75~78%となった。更に、カーブ路や優先関係が明確でない市街地道路や信号のない交差点ではワークロードが高く、パフォーマンスは40~66%となった。負荷の要因として、道路構造の把握、交通状況の把握、ペース阻害、運転操作の4つをあげ、これらを車速センサから推定する手法もある。

 また、車速センサ手法と副次課題手法との相関を研究した例もあり、直線路では車速センサをアクセルペダル操作とみると、副次課題法と高い相関が得られている。すなわち、アクセルペダル操作が頻繁になる状況では、ワークロードが高いといえる。

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