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2018年12月31日 (月)

運転中のインタラクション(83)

 運転中のインタラクションの最後は、自動運転システムのヒューマンファクタで締めよう。自動運転のヒューマンファクタでは、単にドライバとのインタラクションだけでなく、他の交通参加者と社会との関連も考慮しなければならない。

 ドライバとのヒューマンファクタが発生する自動運転のレベルは3までである。レベル3まではドライバがテイクオーバーを行う可能性があるため、システム理解、システム状態の理解、システム操作の理解、システム挙動の理解が問題なく適正に行われるHMIが必要である。

 その上で、適正にテイクオーバーが行うことができるよう、ドライバ状態の課題を解決しなければならない。更に、自動運転車は、周囲を走行している車両や歩行者とのインタラクションを考えなければならない。従って、自動運転車も自車の動きをターンシグナル、ストップランプ、ハザードランプで意思表示しなければならない。また、手動運転で行われる速度や車両挙動を変えたり、アイコンタクトやハンドジェスチャーに代わるものを考えなければならない。特に、対車両よりも対歩行者や自転車では、アイコンタクトやハンドジェスチャーが重要となる。

 手動運転では歩行者も含めた他交通と、非公式コミュニケーションを行っているのである。自動運転車にもこの非公式コミュニケーションに代わる手段(例えば車体ディスプレイで意思を表示)が求められるのである。

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