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2018年12月22日 (土)

運転中のインタラクション(74)

 ディストラクション評価用に、標準的なタスクが考案されている。各種計測手法の妥当性や信頼性が検証可能となるこれらの代表的手法には、項目再認タスク、Nバックタスク、キャリブレーションタスクがある。

 項目再認タスクとは、検査刺激(提示された数字等のターゲット)と記憶セットが視覚的(または聴覚的)に提示され、ドライバが記憶セットの中にターゲットがあるかを可能な限り速く正確に回答するものである。タスクの成績は回答までの時間と誤反応数により算出され、ワークロードの測定法としても検討されている。

 また、Nバックタスクとは、連続的に提示される一連の文字や数字が読み上げられ、N個前のものが再度読み上げられたときドライバが反応するかどうかというものである。タスクの成績は誤反応数により算出され、LCTで評価対象タスクの感受性を検証することに用いられた例がある。

 キャリブレーションタスクとは、国や実験室が違ったときに同じ条件下で行われたどうかを検証するものである。ISOで標準化され、CTT(Critical Tracking Task)とSuRT(Surrogate Reference Task)の2種類がある。CTTは、PCの矢印キーでPC画面のターゲット領域の中にある動く基準線を、ドライバが矢印キーでトラッキングするものである。SuRTは、PC画面に提示された複数の丸印の中から大きさの異なる丸印を探索し、縦バーをその丸印まで移動させるものである。

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