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2018年12月 5日 (水)

運転中のインタラクション(56)

 近年、日欧とも四輪乗車中の死亡事故は減少している。ところが、日欧とも二輪乗車中の死亡事故は減少していないのである。

 二輪車の交通事故が多発する事故類型は、左直事故と出合い頭事故である。主原因は四輪ドライバの二輪車発見遅れという認知ミスである。

 二輪車ライダーは車両の特性上、道路進行方向の路面に注意が向く傾向がある。そのため、どうしても他車の動静確認がおろそかになってしまう。そのため、四輪ドライバの二輪車発見遅れは状況を悪化させるのである。四輪側はレーダやカメラで二輪車を検出し四輪ドライバに知らせるシステムや、二輪車との車々間通信が開発されている。二輪側の対策としては車両特性上レーダやカメラの設置が難しいため、車々間通信による注意喚起と警報提供が検討されている。二輪メーカーの開発例では、ライダーに特有な運転行動を阻害することなく情報支援を行う可能性が示唆されている。

 二輪車用のHMIは研究開発途上であるものの、次のような二つの方向がわかっている。それらは、視覚への情報提供はライダーが容易に認知判断できるものにすべきで、聴覚への情報提供は一義的な内容表現にすべきということである。

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