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2019年3月16日 (土)

ドライバ行動(75)

 ケスキネンの4階層モデルは、運転教育のフレームワークになっている。運転教育GDE(Goals for Driver Education)のフレームワークでは、4レベルそれぞれに次の3つの教育項目を明示している。

①Knowledge and skills:ドライバが修得すべき知識やスキル
②Risk increasing factors:ドライバが知っておくべき運転事故を高める要因
③Self-evaluation skills:ドライバが自覚すべき自身の能力

 4レベルに3項目で12項目のフレームワークがある。レベル4であれば、①のドライバが修得すべき知識として、ライフスタイル、集団規範、動機、自己コントロール、個人の価値観が運転行動にどのような影響を及ぼすか、②のドライバが知っておくべき事故を高める要因として、リスクの受容性、自己改善、上位の刺激欲求、社会的圧力への応答、アルコール、世間から見た価値観がいかにリスクにつながるか、③ドライバが自覚すべき能力として、欲求のコントロール、リスクテイキング傾向、安全動機、リスク週間が自覚すべき要因と教えるのである。

 特にレベル4のライフスタイル等の運転教育以外の支援方法については、ほとんど研究が行われていない。運転と日々の生活との関連性を明らかにすることが、今後の課題である。

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