« ドライバ行動(68) | トップページ | ドライバ行動(70) »

2019年3月10日 (日)

ドライバ行動(69)

 リスクホメオタシスモデルとゼロリスクモデルの他、もう一つ運転動機付けモデルが提案されている。それは、アイルランドのレイ・フュラーが提唱した Task-Capability Model である。

 このモデルで事故が起きる危険性は、タスクディマンドと運転パフォーマンスの関係で決まるとされている。すなわち、タスクディマンドが運転パフォーマンスより高くなると、事故発生リスクが高まるということである。

 タスクディマンドとはタスクの要求度合いであり、運転パフォーマンスとはドライバの能力とがんばり度合いである。タスクディマンドD(Task Demand)と運転パフォーマンスC(Capability)の関係で、C>Dなら事故リスクはなく問題なくタスクが遂行でき、C>Dなら事故リスクが高くなりタスクも遂行を失敗するということになる。そのため、タスクディマンドと運転パフォーマンスの構成要因が重要であり、明確に特定する必要がある。

  Task-Capability Model はタスクディマンドが運転行動によって変化することを前提としている。また、タスクの困難度のホメオタシス(Task Difficulty Homeotasis)を導入していることが特徴といえる。

|

« ドライバ行動(68) | トップページ | ドライバ行動(70) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドライバ行動(69):

« ドライバ行動(68) | トップページ | ドライバ行動(70) »