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2019年3月 5日 (火)

ドライバ行動(64)

 ドライバがゼロより大きなリスクを目標にするかは、リスクを取るほど利益が大きくなるからと考えられる。例えば、スピードを上げれば目的地に早く着くということである。

 しかし、同時に燃料代が高くなり事故リスクも高まる。よって、最適なリスクは、運転行動から得られる利益とコストの差が最大になると主観的に判断される点となる。

 リスクの目標主準は個人内でも地域文化面でも、その時の情勢によって変わる。経済が好調なら目標水準は高まり、不景気だと下がる。性別、年齢、教育、社会・経済的地位、行動規範、文化的価値観等も影響し、その日の運転の目的、気分、交通状況、天候等によっても変動する。過去の交通経験や運転技能に対する自信によっても変わる。また、ドライバは意識的にリスク目標水準を変化させる調整行動を取る。

 調整行動には短期的・中期的・長期的なものがある。短期的には走行速度、車間距離等により、中期的には選択した運転経路等により、長期的には交通手段の選択等がある。

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