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2020年2月 9日 (日)

DS(25)

 DS全体は,大きく次の3つのシステムに分けられる.車両加速度を呈示するモーションシステム,映像情報を呈示する映像投影システム,および,音や操作系の反力を呈示しドライバ運転席を有するコックピットトシステムである.

 DSの構成は,前後方向と左右方向に動くXY並進装置の上に6軸搖動装置ヘキサポッドを置き,その上にドームとプロジェクターを設置している.ドームの中には独立で回転するターンテープルと車両を再現したコックピットを設定した.ドームの内側はスクリーン面として構成されており,7台のプロジェクターで360°の全方位の画像を映し出す.コックピットシステムは,ステアリング,ブレーキ,アクセル等の各種操作系の信号と,道路路面状態を車両運動解析モデルに取り込み,計算された操作系のステアリング反力やプレーキ反力をドライバに呈示する.

 加速度の計算は,独自に開発したモーションコントロールロジックを適用し,各種モーションシステムを動かすことでドライバに呈示する.プロジェクタに映す映像は,道路,周辺環境や交通流を計算し,映像システムから投影する.これら一連の動作は,1ミリ秒毎に計算することでリアルタイム感を出し,ドライバが感じる体性感覚や視覚の遅れを低減させるシステムとした.

 

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